くず鉄作りの海 - ジャンプ感想ログ（2009/08）

2009/8/27

ジャンプ感想（2009年39号）

バクマン。

・第1回『バクマン。”マンガ”人気投票開催！！』

キャラクターの人気投票ではなく作中に登場した漫画の人気投票。『バクマン。』という作品の特質をいかした面白いアイデアだとは思うのですが、しかし…うーん、実際に作中でほとんどその漫画の内容については触れられておらず、非常に情報が不足しているモノへの人気投票となってしまっているだけに、票を送る側もいまいち熱はこもらないんじゃないでしょうか。今メインで出てきている『CROW』や『TRAP』でさえものすごく断片的な情報しか読者に与えられていないというのに。
さすがにこの人気投票には熱心なファンによる組織票だとかダンボール投票はないでしょうね。まあ、『チーズおかき』あたりにそれが来て上位になったりしたら、それはそれで面白いんですけど。
というか、”マンガ”人気投票のはずなのに、亜豆が出演しているアニメだとか見吉の携帯小説だとかがエントリーに入っているのはどうなんだ。それを入れるくらいなら、『僕は少年探偵ダン』とか『臨機応変マン』とかをさりげなく入れてくれればいいのに。

NARUTO

マダラ「いいだろう。なら話してやる……忍世界の憎しみ・恨みに骨の髄まで侵された男、うちはサスケの話を！」

自分のあずかり知らぬところで勝手にマダラに変な噂を流されそうになっているサスケ。別にサスケもそこまで言うほど憎しみにどっぷり浸かっているわけでもないのに、これもマダラのプロデュース計画の一端なのか、ゴルベーザみたいなキャッチフレーズを付けられています。とりあえずビッグマウス的におおげさにアピールしておこうという作戦でしょうか。
実際サスケの行動を振り返ってみても、ずっと自分の兄を仇と思って追いかけていたら、実はイタチはそんな悪い奴なんかではなくて、しかもサスケの手にかけられるまでもなく病で倒れてしまって、それなら悪いのは木の葉の連中なんだからとそっちにターゲットを向けたら木の葉の里は仲間の暁に先に潰されていて、それなら今度は火影を殺せばいいだろうとマダラにそそのかされるまま行動しているだけで、消化不良の彼のパトスが行き場をなくして右往左往しているだけと言えます。

マダラの手から守るためにヤマトの座敷牢に閉じこめられてしまったナルトですけど、忍者ならこんなかんじで抜けたりできないですかね。

初期の頃に使っていた縄抜けの術みたいな地味な技って、今じゃすっかり使わなくなっちゃいましたよね。下忍時代にナルトに縛られた縄を縄抜けしたことのあるサスケも、マダラに縛られた時はそんな技の存在すっかり忘れていたのか、まったくの無抵抗だったし。
最近の忍は拘束物とか障害物があると基本、破壊してなんとかしようとしますよね。雲隠れの人とか雲隠れの人とか雲隠れの人とか。

ONE PIECE

マルコは動物系幻獣種・フェニックスの実の能力者。これまで自然系やパラミシア系のような特殊攻撃を持たない動物系の実の能力者は、能力自体はいまいちパッとしないことも多かったのですが、極レアとはいえ架空の動物もありになってくると自然系にも引けを取らない能力も出てこられそうですね。
それにしても、空は飛べるは、大抵の攻撃は効かないは、再生能力はあるは、炎熱系の攻撃はできるは、いいとこ取りしまくりの能力だよなあ。性能がチートすぎてそのうち修正されるんじゃないですか。

巨大な氷塊を自力の腕力でぶん投げてみせたジョズ。さすがに白ひげ海賊団の隊長クラスになると悪魔の実の能力以外でも抜きんでた力を持っています。
しかしその氷塊を一撃で消し去る力を見せる大将赤犬。マグマの能力者ということで、こちらもやはり飛び抜けた能力を持っています。青キジが氷じゃなくて風の能力者だったら、「光」、「熱」、「風」とそろったのに。惜しい。
今週ようやく顔を見せた赤犬ですが、モデルは菅原文太でしょうかね。胸元からちらりと見える入墨なんかは任侠物の主演が多いところからイメージされているのかもしれません。

次に出てきた白ひげ海賊団の主力は、あのオーズの子孫であるリトルオーズJr.。とりあえず、この巨体でコーティングした船と一緒に海底を潜ってきたとも思えないのですが、正義の門を破壊せずにどうやってここまでやってきたんでしょう。というか、彼はこの巨体で船に乗せてもらうことはできるのでしょうか。食料とか排泄の問題とか、その辺の問題も気になります。

モリア「オーズの子孫！！？白ひげの傘下にいたのかァ！！！欲しい！！！アイツの死体が欲しい！！！」

あの…モリアさん、あんまり人前でそんな発言はしない方がいいですよ。あなたの能力を知らない人が聞いたらソッチの愛好家だと勘違いされますから。
モリアがオーズ（の死体）をお気に入りだったのは手駒の戦力として強力だったからですが、お気に入りになりすぎて、なんかもうオーズ萌えのレベルにまで昇華されてしまっているかもしれません。ルフィの影を入れた時に、敵と戦う前からスリラーバーグ中の食料を食い尽くされそうになったげくにあちこち破壊されまくった苦い経験だってあるというのに。そんなにあのオーズロボをコックピットで操縦するのが気に入ったのでしょうか。まあ、ロボット操縦は男の子のロマンですからね。
そういえば、モリアの能力って、一度使った死体はもう二度と使い回せないんでしたっけ？

世直し伝説！！世奈押朗（読み切り）

なんか5、6年くらい前にもこういうノリの漫画を読み切りで見たことある気がします。定期的に出てくるものなんでしょうか。
あと、作者プロフィールの「好きな漫画」で『北斗の拳』をあげていないのは何でなんだろうなあとちょっと気になります。

ぬらりひょんの孫

あまのじゃく「オレは自分の特徴が最初は嫌で嫌でしかたなかったが」
あまのじゃく「今じゃ──技として昇華してる！！」
「アレは…すごい技よね、フフフ…」
「お前しか出来ん。まず無理」

主に18歳未満は見てはいけない同人誌の方面での技としてあまのじゃくさんがフル活用される未来が容易に想像できるのですが。そりゃあ、そんなすごいことあなたにしかできませんよ。夜のあまのじゃくさんがどんなすごい技を使うのか、そりゃあわくわく動物ランドですよ。

めだかボックス

今週のジョジョネタはやっぱり西尾先生の意向ですかね。

年頃の男女が手錠で繋がれてダブルアーツするというTo LOVE るに見舞われ、読者に人吉が予測したわくわく動物ランドを期待させておいて、結局は普通にめだかのいい人話で終わってしまったのは残念。何のお色気To LOVE る展開も無しに何が「わくわく動物ランド」かッッ！！野生度など微塵も感じられません。挑まれた雄が、雌に手錠に繋がれるだけのことわくわく動物ランドと呼ぶなど……生物史始まって以来のことだろうぜ。
せっかく今週はダブルアーツ的なニヤニヤ展開になるものと思っていたのに…
めだかも手錠の仲間入りした時も、せっかく3人対戦プレイになってトリプルアーツ的なニヤニヤ展開になるものと思っていたのに…

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2009/8/27

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2009/8/12

ジャンプ感想（2009年37・38合併号）

ONE PIECE

白ひげの起こした津波にどう対処するのかと思ったら、青キジの能力で結構あっさりと大惨事は回避されました。ヒエヒエの実ってこんなに射程距離広かったのか。でもこの津波、海軍側だけでなく白ひげ側の船団も被害を受けたと思うのですが、どうするつもりだったのでしょう。まあ、七武海クラスの能力者もゴロゴロいるらしい白ひげ海賊団ですから、津波を防ぐくらいはどうとでもできるのかもしれませんが。
白ひげのカウンターをくらって体を粉々にされるも、能力であっさりと再生してのけた青キジ。黄猿もそうでしたが、この辺のロギア系の人たちはほんとどうやったら死ぬんだってかんじですね。
まずは小手調べに白ヒゲに攻撃を仕掛けたミホーク。遠距離から凍った海を切り裂き巨大な斬撃です。これを見るとまだまだゾロはミホークには勝てないなあと思ってしまいますね…
その斬撃を体で止めた白ヒゲ海賊団3番隊隊長”ダイヤモンド”・ジョズもかなりのものだと思うのですが、いかんせん、体をダイヤモンド化っていうのは『バキ』の金剛拳の海王の人を思い出してどうにも噛ませ犬臭が漂ってきてしまいます。鉄の硬度を誇ったダズ・ボーネスを「斬った」ゾロとの対比で、ダイヤモンドを斬ってみせるミホークというのは二人の強さの開きを表すには格好の展開ですし。
あとジョズは能力者ですよね。さすがに半身ダイヤモンドコーティングなんて贅沢はしないと思うし。「イシイシの実・モデル”ダイヤモンド”」とかですかね。

NARUTO

やはりというかなんというかで、やっぱり消去法でダンゾウを連合軍のまとめ役に選んでいました。とりあえず里の事情を含めた五影それぞれのまとめ役としての適正を見ていくと、

雷影：里の経歴には問題はないが、リーダーの人格に問題があるため却下
風影：リーダーがまだ若すぎるうえに傲岸不遜なので、五大国のまとめ役には無理があるため却下
土影：里に過去に暁とのつながりが強く、信用性に欠けるため却下
水影：リーダーの人格に問題はないが、霧隠れの里自体に懸念事項があるため却下
火影：リーダーが元暗部の人間なうえにキナ臭い噂もある。しかも暁のイタチやマダラ、今問題となっているサスケたちは木の葉の里の出身。加えて今木の葉の里は大きな打撃を受けて復興作業中で五大国のまとめ役などやっている場合ではない

うん、ここはミフネさんがまとめ役になればいいんじゃないでしょうか。

BLEACH

ネクストツンデレーション

バラガンさんはなんだかんだ言って攻撃してほしがっていますよね。
それからこの人、骸骨化した途端によく喋るようになりましたね。

自分たちの窮地を救いに来てくれた相手が自分に手助けを求めているにも関わらず、ガン無視を決め込もうとする砕蜂。いい度胸していると言いたいところですが、夜一にいなくなられたことで一時期荒んだ性格になってしまったこともある彼女ですから、その原因を作った浦原とその関係者たちは憎んでも憎みきれないところなのかもしれないです。

浦原を一月結界に閉じこめ続けるという約束で手を組むことに承諾した砕蜂。自分の命もヤバイのに強情を張っていたわりには、浦原への嫌がらせという意外とささやかな交換条件で了解してくれましたね。代案として夜一の隠し撮り写真とかでもオッケーしてくれたかもしれません。もしかしたら、邪魔者（浦原）を閉じこめておいている間に夜一とのフラグを立てて、あわよくば尸魂界にお持ち帰りしてしまおうとか考えているのでしょうか。
あとこの交換条件、ハッチの方から出したんですよね。ヴァイザードたちにとっては恩人みたいなものなのにいいのかそれで。しかし、ハッチの結界が最大でどの規模まで広げられるかにもよりますね。下手したら空座町全体を覆う範囲まで広げられるのかもしれませんし。閉じこめるといっても範囲の指定まではしていませんでしたから、そういうオチなのかもしれません。

わじまさとし真夏のギャグ7番勝負！！

これはサブタイトルに「仕置」と入れるべきじゃないでしょうか。わじまさとしを仕置つかまつりまする。
ジャンプも最近は随分と残酷なことをするようになりましたね。

他にも「集団リンチ」とか「公開処刑」という単語を思いついた人もいるようですが、私は「抱き合わせ商法」という言葉が思い浮かびました。

SKET DANCE

ボッスンとヒメコがボケに入ると、基本スイッチは突っ込みは入れないから誰も突っ込みを入れる人がいなくなってしまうので、ジンはその突っ込み役としては適任ですね。
ペアルック着て恋人否定するボッスン＆ヒメコが一番笑いました。

家庭教師ヒットマンREBORN!

あれ、あまり説明もなかったから分からないんですが、結局このチョイスバトルって一戦で終わりだったの？不特定のメンバー選出や○○ステージといういかにも他にもバトルフィールドがありそうな対戦形式からして、三本先取制とかそういうものだと思っていたのに。白蘭さんも入江くんも基本説明不足すぎて話についていくのが辛いです。もう少しみんなに分かりやすく説明してあげようよ。

入江の再戦要求を白蘭が飲めないというのはわりと当然だと思うのですが、それなのに「あんなにチョイスにだけは誠実だったのに人が変わってしまった」みたいに言われるのはどうなんでしょう。賭け勝負にだけは誠実って、余計にタチの悪い人のように聞こえますし。
白蘭の方だって自分たちの組織の命運がかかっているのだから、そこで昔の学生時代の賭け事の話を持ち出されてもイエスと言えるわけもなく。

バクマン。

看板漫画込みで5本同時休載かあ。確かに少年ジャンプでそれはダメージでかいよなあ。いつだったか月刊誌のウルジャンで連載5本休載していたことはありましたけど（常時休載の『BASTARD!!』含め）。
約四分の一の連載に穴が空いてしまったわけですが、この穴埋めはどうしたんでしょうね。見た目にも分かるくらいに薄いジャンプになってしまいますが、代原読み切りとかでしのいだのかな。『いぬまるだしっ』あたりのポジションの先生が急遽、特別企画的なノリで普段の倍以上のページ数を描かされていたり、ボイコットに無関係の他の漫画家さんもダメージを被っていそうなんですが。

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2009/8/5

ジャンプ感想（2009年36号）

ONE PIECE

白ひげはロギア系能力者ですか。うーん、個人的に白ひげは非能力者であってほしかったです。せっかく『ONE PIECE』の世界は、スタンド使いはスタンド使いでしか倒せない世界ではなく、悪魔の実の能力を持たない人間でも剣技や体術、ウソップのような小細工でも勝てるようになっているのだから、白ひげも異能力に頼らない戦闘力で最強の存在であってほしかったなと、そんなことを思っていました。
白ひげが起こした海震による津波を合図に始まった海軍＋七武海と白ひげ＋傘下の海賊団隊の戦争。しかしこの津波、下手したら悪魔の実の能力者の白ひげ自身や他の能力者たちも危なくないですかね。
海で泳げなくなるという、海上行動が主となる海賊にとっては致命的なデメリットにも関わらず、悪魔の実の能力者の海賊は多い（というか、大物は大抵能力者）ですが、バギーがバラバラの実を食べて陸上での強奪行為専門に鞍替えしたのは単に彼がヘタレだっただけだったのでしょうか。

家庭教師ヒットマンREBORN！

いともたやすく行われるえげつない行為。

「同時刻のパラレルワールドにいる全ての自分の知識と思惟を共有できる」という白蘭の能力。その特異な能力を利用して白蘭は分岐するいずれの未来世界においても独裁者として世界征服を成し遂げていました。その白蘭の能力覚醒のきっかけを作ってしまったのが入江であり、白蘭が支配する世界となる未来を止めるために彼は命をかけて白蘭を倒すことに執念を燃やしていたのでした。
これを何の説明もなしに、みんな勝手に分かってくれるだろうと思い込んで10日間も黙っていやがったのか、このミュージシャン崩れは。

トリコ

マキマキー！！

一面に散らばっていたBBポップコーンを全てストローで吸い込んでしまった謎の男。ダイソンも驚きの吸引力ですが、ポップコーンのようにパサパサしたものを一気に噛みもせずに飲み込んだりして詰まったりしないんでしょうかね。特にこれ、子供がマネしてポップコーンを喉に詰まらせるようなことになったりしたら大変です。今は商品パッケージにデカデカと注意書きを入れていても、不注意な食べさせ方をして事故を起こした消費者がいればクレームを付けられて販売停止の危機にすらなりうるような世知辛い時代です。せめて『トリコ』も読者に対して「ストローで大量のポップコーンを飲み込むと喉に詰まらせて死ぬので決して真似しないでください」と注意書きくらいは付けておいた方が良かったでしょう。真似しないでっていうか、できねえよ。

ところでトリコのフルコースの前菜に決まったBBコーン。ポップコーンとはいえ、これもやはり架空の特殊な食材ではあるのですが、それでもしかし、ポップコーンが前菜てどうなんだろう……
ポップコーンの後に肉とか野菜とかあんまり食べる気になれないよ。飲み屋のお通しに出されてもちょっと微妙です。
実際のレストランでフルコースを注文して、前菜にポップコーン盛られた皿とか出されたらひんしゅく物だよなあ。雄山先生だったら絶対厨房に殴り込んでる。

鍵人

砂に埋もれた文明が荒廃した未来世界の設定は良かったのですが、人の多いところに来てみたらありがちなファンタジーRPGの街並みになっちゃってますね。ここは展開を急ぎすぎず、もう少し砂海に留まらせても良かったかもしれません。
チルダのセーラー服コスプレも、まあサービスシーン的なつもりで入れてきたのでしょうけど、なんというか、いきなり世界観がブレ始めている不安もあります。世界観が安定するまでは作品イメージが衝突するような遊びも避けた方がいい気がします。
猫耳娘のバックスリットから尻尾を出す衣装はエロくて良かったです。そうか、その発想はなかった。

SKET DANCE

ダンテの臼が出オチすぎて笑わされました。
「ミキサー大帝か」って突っ込みをしていますが、どう見ても先にミキサー大帝を意識してこの臼のデザインになっているし。だいたいダンテだけ人間の骨格じゃなくなっている時点でおかしいだろ。

PSYREN

先週のネメシスＱの主がアゲハを「この童貞が」と罵る予想が見事的中してくれました。最高ですね、このドＳが。

今後が心配される島原については、億号と大河の監視の元、以降も碓氷が頭領として立たされることに。人間性は最悪でも、碓氷が島原のコミュニティを築いたことで救われた人間がたくさんいたのは事実。億号はやはりその辺りも考慮したうえで碓氷の下についていたわけですね。碓氷はコミュニティのリーダーという地位も大多数の人々の尊敬もそのままでいられそうですが、しかし独裁者として好き放題するのが目的だった彼にとっては、監視下に置かれて実質傀儡頭領となる今後の人生はさぞかし不本意でつまらないものとなりそうですね。今までこっそり飲んでいたウイスキーとかも全部億号に没収されて彼の許可なしでは一口すすることすらできなくなるんでしょうね。
ネメシスＱの主の治療のためにひとまずアゲハたちは”根”へと戻ります。W.I.S.Eという同じ敵を前にして、エルモア・ウッドと島原勢との連合もあるかと思っていたのですが、それはまた後の話でしょうかね。そこは億号と大河が碓氷をうまく動かして進めていくのかもしれません。

どうやって回収されたのかは分かりませんが、ヴァンに治療され一命を取り留めていた朧。しかし色々と不穏な伏線も見せていた朧でしたから、このまま何の問題もなく意識を取り戻すだけにはならなそうな予感も。最後に朧が意識を取り戻す予兆を見せたのは、やはり彼のMy Lover（アゲハ）が戻ってきたからでしょうか。
（※と、思ったら、指摘されて朧じゃなくてカブトだと気付きました。つうかカブトの存在すっかり忘れていたよ！）
ヴァンのライオン変身セットは、わざわざ自分で作って持ち歩いているのか、それともPSI能力で作り出したものなのか。どちらにしろ逆に心配になるくらいの性格の変貌ぶりです。

ハルヒコ「誰アレ？」
ラン「だからアレがアレなんだろう」

つまり俺に聞くなよってことですか。

めだかボックス

これまであまり疑問にも思わなかったのですが、人吉以外の生徒会員は何のために生徒会室で着替えをしているんでしょう。
・○○→制服に着替える
で○○に入るものが何も思いつかないのですが、学校に登校し、放課後になってから制服に着替え直すシチュエーションがあまり想定できません。人吉ら生徒会役員は一般生徒と違う特別制服を来ていますが、少なくとも人吉は途中で着替えているわけでもなく登校時からこの制服を着ているようですし。
喜界島に関しては競泳部の活動優先ということなので、部活動後、生徒会室に来て、
・水着→制服に着替えた
ということでしょうか。わざわざ競泳部の部室にあるであろう女子更衣室で着替えをせずに生徒会室まで水着のまま移動して着替える理由がまるで思いつきませんが、今のところ他に有力な理由が思いつかないのでこういうことにしておきます。
ということはあれだ、人吉はあともう少し早く来ていれば下着姿よりも先の世界を見ることができたわけですか。下着姿の眼福を得るお代が450円と、チーズバーガーハッピーセット相当の激安なお値段なので、全裸コースまでいっても倍額の900円くらいで、ダブルクォーターパウンダー・チーズセットにマックフライポテトのSサイズを付けた、ちょっと大盛りランチ程度のお値段で拝見できそうです。非常にリーズナブルで良心的なお値段設定です。

To LOVE る

猿山「これもララちゃんとの生活の影響なのかね…ったく、うらやましいヤツめ…」

まあ、四六時中、女の子の胸を揉んだり、股間に顔を突っ込んだり、ベッドに裸の女の子が入り込んでくるような生活を送っていれば、今さら水着ごとき屁ですらないでしょうよ。それよりもそんな性生活が日常化してしまっているリトの精神構造がおかしくならないかの方が心配です。
ただ、リトに関しては「うらやましい奴だな、この畜生が」という気持ちにはならないんですよね。毎度エロイベントが起きる度に災難や厄介事に見舞われていることもありますが、基本、彼はやましい気持ちは抑えて善意で行動していますからね。やっぱりこういうハーレム展開になる作品における主人公の性格付けというのは、ものすごく重要なんだと思います。どの作品のどのキャラと比較してというのはあえて言いませんが。

校長「うひょ～～RUNちゃんとKYOKOちゃんペロペロした～い」

誰かこいつを病院に連れて行け。
つうか病院が来い。もしも自分が通っている学校の校長が「ペロペロした～い」とか叫んでいるような人間だったら、私なら両親を説得してでも別の学校に転校させてもらうと思います。
それから人混みで見えていませんが、今現在校長が下半身に何かを着用しているのかどうかが気になります。以前にルンとキョーコに遭遇した時に「これは服など来ている場合ではありますまい」という発言をしていた彼ですから、興奮状態にある彼がすでに、これは水着など着ている場合ではありますまいしている可能性があります。「何事もおきないといいけど…」というか、すでに何事というかナニが起きているかもしれません。

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