くず鉄作りの海 - ジャンプ感想ログ(2007/12)

2007/12/31


ジャンプ感想(2008年04・05合併号)


『To LOVE る』アニメ化決定って、なんて体を張ったジョークなんだと思った。


ONE PIECE

「体が消滅していく〜〜!!!」と頭部は完全に消滅しちゃったのに、そんなの関係ねえ!と無事だったギャグ漫画的なノリは嫌いじゃないです。『ONE PIECE』キャラの生体もこれくらい大雑把なものだと理解すれば、ルフィたちがゾンビ以上の不死力を持っていることもそういうものなんだと思えますし。
あとマルガリータちゃんのシーンは不覚にも泣きました。多分、今までの『ONE PIECE』の展開の中で一番泣いた。



アイシールド21

指令塔のヒル魔を欠いたまま健闘してきたセナたちでしたが、それも一時の勢い、マルコに対策を取られた途端にその勢いは崩れてしまいました。
そこに現れたヒル魔らしき憎まれ口と後頭部。
が、いくらなんでも骨折してタンカで運ばれたばかりのヒル魔がそんな簡単に起きて来られるはずもないので、あれはカツラを付けたどぶ六かケルベロスと予想します。もう立つことすらままならないヒル魔の代わりにチームメイトにハッパをかけようとしているのでしょう。いっしょにふっ飛ばされた如月が普通に復帰してたのは、多分消力(シャオリー)かなんかでダメージを右から左へ受け流したんだと脳内補足しておきます。



BLEACH

ようやくお目覚めのルキア。終始役立たずだった花太郎はすでに起きてルキアの寝顔を凝視していました。ほんと何の意味があってこいつを連れてきたんでしょう。いや、白哉がじゃなくて、久保先生が。
起きあがったルキアにしつこく「構うな」、「動くな」と言う白哉。おそらく、こいつが勝手に動いたりするとまためんどくさいことになるので余計なことをしてほしくないのでしょう。

白哉「今はただ伏して、完治の時を待て。この先にある、真の戦いのために」

言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信です。暗にルキアたちの戦いの成果を否定している様にも見えますが、ルキアが気を失っている間はあれだけのシスコンぶりを露呈していた白哉ですから別にルキアの戦果を否定するつもりはなく、実は十刃は他にもう1セットくらいいるとか、そんな種明かしがあったりしそうです。

そしてまだまだ続くよマユリ様とザエルアポロの変態対決。
もう変態科学者対決ではなく純粋な変態対決に昇華されてきたこの戦い。”受胎告知”などと宗教的な面でトラブルが起きそうなネーミングの方が危険な能力でネムを強制妊娠させて自分を出産させたザエルアポロ。臍から侵入されて卵を産み付けられたネムはまさに聖母マリアのごとく処女懐胎を経験することになったわけですが、そうして聖誕したザエルアポロは自分をキリストとでも言い張るつもりなのか。『地上最強の男 竜』のイエス・キリストと同じくらいの胡散臭さのあるキリストです。これは聖夜と性夜の区別の出来ない日本人を皮肉った久保先生なりのブラックジョークなのでしょうか。
ところで、ザエルアポロの解説を聞いている限りでは、別に卵を産み付ける対象が女性である必要性はなく、たまたま女性のネムを拘束していたから彼女が選ばれていただけであって、場合によっては死にかけで転がっている阿散井か石田が選ばれていた可能性もあったわけです。



MUDDY

「マディの肉体はこまかい土の粒子が結晶になったものらしく、けっこう簡単な衝撃で飛び散ってしまうようで」
「そして粒子を再結成することで元通りに「再生」する…らしい」

土人間というか、人型土スライムといった方が正しい生体を持つマディ。頭を吹き飛ばされても復元できるってモンスターの領域ですが、もしマディを均等に真っ二つに切断した場合はどうなるんでしょうね。これでゾウリムシやミドリムシのように分裂生殖できそうな気もするんですが、実際はもっと複雑な構造になってるのかしらん。



私立ポセイドン学園高等部(新連載)

てっきりまたいつもの『H×H』の代原や何かの読み切りと思って油断していました。
いくらなんでもこれは…
『To LOVE る』アニメ化は笑えましたが、これは笑えないです。



魔人探偵脳噛ネウロ

ネウロの満面の笑みに凄まじい虐待の予感を受ける弥子。それをただの想像だけでなく経験談として語る弥子は、少なくとも一度はネウロにそのような目に遭わされたことがあるということですよね。
そしてネウロが取り出したのはあの日ホームセンターで購入していた巨大鎖。あの時は弥子が「何のプレイ用に使うつもり」と聞いていましたが、やっぱりこういうプレイに使うんだよなあ。

かろうじて生きてはいたものの、一度ネウロに完膚無きまでに敗北したDRはもはや用済みと葛西に始末されました。ところで、DRが悲鳴を上げているコマでDRに両手があるのはミスですよね…
葛西は前々から伏線があったので、DRが「水」使いなら葛西は「火」使いということですでに認識はされていますが、びしょ濡れのDRを一瞬にして火だるまにしたり、自在に火を付けることができるのも葛西の能力のようです。
人間の脳を薄い鉄板に例え、一度折れ目が付いた脳はもう人間と同じであると断じるシックス。シックスの血族の存在が人間とは一線を画しながらも非常に人間に近い存在であるが故に、シックスは品質に劣りが出る血族は淘汰して血族の品質を高めようとしているのでしょう。逆に言えば、シクソンなどのように、わずかな違いで人間との差違がなくなってしまう、一個の種族と呼ぶには不完全なところが彼ら血族にはあり、種族としての純粋性を高めることも党首であるシックスの役割なのでしょう。
DRの計画の失敗と敗北を「大勝利」と言うシックス。これは読者も予想していた通り、シックスの消耗戦が成功したことを意味していました。そしてネチネチと同じことを繰り返すことでネウロを追いつめようとします。
このままいけば完全にシックスのシナリオ通りの展開になるわけですが、ここでシックスの計画を覆すのはやはり弥子や、笹塚、笛吹たち警察メンバー、そして弥子が出会った河原のおじさんたちの人間の力になってくるのでしょう。
そして後半は、実験材料として拘束されていたXが、ネウロたちの仲間入りすることはないでしょうが、「人間の側の存在」としてシックスに牙を剥く展開もありそうです。



テニスの王子様

石田「…聞いた事があるぞ。アイツと試合をした相手は全て、五感を奪われた様にイップスに陥ってしまう」

なんか役どころが『男塾』の雷電みたいになっている師範。「知っているのか石田!?」と聞けば大概のことには回答してくれそうです。
こいつと試合をしただけで再起不能になってしまうその恐ろしさから「神の子」というあだ名を付けられたという幸村。このあだ名って多分イジメだよね。
しかし、そんな解説をしている師範の方も、日常的に試合相手を負傷させて病院送りにしているので人のことは言えないです。

手塚「越前…お前の全てを、この3ヶ月半をこの試合にぶつけて来い」

越前が青学テニス部に入部してから今の人外バトルの世界に至るまで、なんとまだ3ヶ月半しか経過していなかったという事実に今さらながら驚きました。テニスプレイヤーの人生って濃すぎるよ。わずか3ヶ月半の間に発光したり記憶喪失になったり人間が分身したり観客席まで吹き飛ばされるところを見るなんて経験は滅多にできるもんじゃありません。



エムゼロ

ついにルーシーの存在が柊と観月にバレてしまった九澄。そして彼女たちが何よりも最初に突っ込んだのはルーシーが全裸であるという事実にでした。
この瞬間、今まで非人間ということでうやむやにされていた(していた)ルーシーの全裸描写が本当に全裸であったということが確定してしまいました。
何がすごいかって、漫画表現という隠れ蓑を利用して、少年誌であるジャンプで一年以上にわたって生まれたままの姿の少女を動き回らせていたことです。『To LOVE る』でさえやれなかったことを読者が気付いていなかっただけで叶先生はいとも簡単にやってのけていたのです。これは『To LOVE る』のストレートすぎる描写にエロス系ラブコメの座を奪われた叶先生の長期計画の復讐だったのかもしれません。叶先生…大した奴だ…
過去にこんなことがやれたのは、漫画太郎先生かつの丸先生くらいです。
しかしまあ九澄も、いくら人形サイズだからといって、全裸の女の子相手に何の躊躇もなく会話をしていたのはおかしいとは思います。ただ、九澄当人とってはそんな意識はなく、彼は彼でルーシーのことは愛犬か愛猫くらいの感覚で接していたのかもしれません。ルーシーを「人」と意識するなら服を着せようと思うことは当然ですが、動物相手であれば服を着せるなどという発想には行き着かないはずです。
しかし、九澄とは違ってルーシーを「人」と認識した柊たちは当然のようにルーシーに服を着せようとします。現代ではペットの犬や猫に服を着せたがるスイーツな飼い主もいたりはしますが、視覚的には全裸の女性であるルーシーへの対応が、九澄の方が正しいのか、それとも柊・観月たちの方が正しいのかはとても深い問題であると思います。最終的には、人が人であることを定義するものは何か、という哲学的なところにまで行き着くでしょう。



ムヒョとロージー

1ページ目、ロージーが干からびているんだと思って、こいつ何やってんだよと笑ってしまいました。

ベクトール「「ゴハン」を注ぐんだ…」

ゴハン言うな。ベクトールにとっては食料のようなものなのかもしれませんが、煉をゴハンと言い換えるだけですごい間抜けになってきます。ロージーは常人の三倍のゴハンを持っているとか、なんかロージーがただの大食らいみたいで急激にロージーの株が下がったような気がします。


2007/12/19


ジャンプ感想(2008年03号)


MUDDY(新連載)

マディが雄なのか雌なのか、それによってこの漫画の評価は大きく変わります。

食べた泥の量に比例して体が大きくなる体質を持つマディ。理論上でいえば、
1. お腹が空いた
2. 泥を食べる
3. 食べた泥の分だけ体が大きくなる
4. またお腹が空いた
5. 体が大きくなった分だけ食べる泥の量も増える
以下、4、5のくり返し
で、最終的にはマディに地球上の全てを大地を食い尽くされ、地表の生態系が全て滅亡することになります。
そう考えると『MUDDY』ってかなり怖いお話です。いや、マディ当人には何の悪意もないのだから、むしろ悲しいお話なのかもしれません。

とりあえず、良くも悪くも今後の展開が読めない作品です。今週号のアンケートに「今後どのような展開をこの漫画に望みますか?」なんて項目があるところを見ても、先の構想がきっちり決まっているわけでもなく、手探りで作品の方向性を決めていこうとしているように思えます。心配なのは、手探りで方向性をつかみあぐねている内に打ち切りになってしまうこと。よほど特別な事情(第一回金未来杯とか)がない限りは延命はしないジャンプですから、早い内にこれだという方向性を固めていかないとあえなく消えてしまう可能性が高いです。
いまいち腑に落ちなかった点で、天才と呼ばれるほどだったクレイがなぜ研究所で一つも成果を出せなかったのか、というところがあったのですが、この辺は今後少しずつ理由が明かされていくのでしょうか。



ONE PIECE

ルフィ「フハハハハハハ!!なんと汚い影芸だ!!見ろ、あんな所まで飛んでいったぞハハハハハハハハハ」

そんなわけで、ゲージMAXまで影をため込んだモリアの腹を執拗に攻撃するというルフィの拷問プレイによって、影を全てリバースしてしまったモリア。飲んだら吐くな、吐いたら拾え。
まあ、なんとしてでも影は返してもらわないと日の下を歩けない生活から解放されないのだから、ルフィたちも必死でしょうけど、こんな影にモリアの昨夜の晩飯とかが混ざっていそうな返され方は返してもらったとしてもなんかいろいろと精神的にへこみそうです。



PSYREN

アゲハ「どッ…どういうことだ…!!?雨宮…!!ここはッ……!!オレ達は今どこにいるんだ!?」
雨宮「…教えてあ―――…げ…ないッ…!!
雨宮「あははははははははははははははは!あはははははははははははははははははははははははははは!
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いきなりブチ切れて壊れた雨宮さん。さらにはその直後に「私のせいじゃ…ないよ…ぅ…」と幼児退行化して泣き出しました。
今週の扉絵のTo LOVE るチックなポーズといい、先生…ベッタベタです。しかし…オッケーです!!

ムカデの次は、サイレンはサイレンでも『サイレントヒル』の方に出て来そうなクリーチャーが登場。彼らがテニスプレイヤーか峨王くんでもない限り、とうてい人間が戦うことができるような相手ではないのですが、日本刀振り回していた雨宮さんがバトル漫画な動きをしていたのを考えると、サイレンの世界で武器を見つけるなり、一定条件を満たせばクリーチャーと戦えるだけの戦闘能力も付加されるのでしょうか。もしくはサイレンの世界にだけ存在するDCS的な薬物を摂取することで戦闘能力を手に入れていて、雨宮の体調不良はその副作用とも考えられます。



初恋限定。

靴下に穴が空いているところを見られてお互いに照れ笑いをする楠田と江ノ本。若いっていいですね。

江ノ本「あ、あのさあ、楠…あ」
楠田「ん?………うげっ!!」
江ノ本「あ…あははは」
楠田「あははははははははは
江ノ本「あははははははははははははははは!あはははははははははははははははははははははははははは!
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魔人探偵脳噛ネウロ

第138話 S【ドえす】

ネウロ「フハハハハハハ!!なんと汚い水芸だ!!」
ネウロ「見ろ、あんな所まで飛んでいったぞハハハハハハハハハ」
ネウロ「あははははははははははははははは!あはははははははははははははははははははははははははは!
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↓今週のDR

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       l:::::::::::::::::::::::::;;:::ヘ::rv'レ'、::::::::::::::::::ゝ    /
       |::::::;::vrヘl/''"`"_,, ノ 、;;、 ''ヽ;:::::::::::!    |
  頼   \'' "   _,,..-=、''_  >',=-、 ' i:::::::;!    ヽ  も し. か
       |   / ,rニ・L  | { ':ニ・i,.  |:::::l    /     て
       /    'i ,''≡'   | i`== i i;/l    >   も く  勘
  む  /,i     | !   r┤ i、  J ,:、!,!    |.    う れ 弁
     ヽ,! ‐=、;、 | l  , , ,`',,`''´,',  〃 |i    ヽ      ・
     r‐-`;-  'ヾ;;''、 ,' , ',,;===; ' ,i/ l  ‐=、--'      ・
     |ヽ__,i  ,   i! , /r──-l! i! /;、_   ``i       ・
___/'´ i ', ' , ' ,  | ''" ̄ ̄ ̄  !./ i;;;;;``''-、 ``i
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ネウロ「よし、もーー1回!!もーー1回!!DR君のちょっといいとこ見てみたい〜♪」

散々人間をダニ扱いし、洪水で万単位の人間を殺し、ネウロをボコっていい気になっていたDRにとうとうお仕置きターイムが来てしまいました。これが空条承太郎なら、ここまで好き放題された恨みを1000発のオラオラにして4ページに渡るオラオララッシュで返済しているところですが、脳噛ネウロの場合はそんな生易しいものではありませんでした。今週丸々一話をDRの拷問プレイに使ってくれました。
ネウロが本気になるとここまでやるのかということや、バロック拷問奇譚には何が足りなかったのかとか、そんないろんなものが見えてしまった回でした。

ネウロ「七割方スッキリした。残りはヤコをいじめて発散するか」

こんだけやってまだ七割しか発散していなかったネウロ。しかもそのとばっちりは自動的に弥子に向けられることになります。大変なことになりました。こんな初めて見るほどの興奮状態にあるネウロが事務所に帰ったら、いったい弥子がどんなすごいプレイひどい目に遭わされてしまうのか、今から楽し心配でなりません。



サムライうさぎ

風間「野良犬相手に表道具は用いぬ」

風間流合気道を極めた風間の拳は
無刀であろうと凶器そのものである

合気道には蹴り技がない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
余談ですが、合気道を創始したのは植芝盛平という方で(『バキ』の神輿芝喜平のモデルになった人)、初めて「合気道」という名称が使われたのは1940年代のことです。ベースとなった柔術は江戸時代にも存在していたでしょうが、少なくとも合気道はまだ存在していません。
まあ、リアルさは重視していない漫画なのであまり気に留めるべきところではないのでしょうが。

まさに兎の如く、凄まじい跳躍力と地を蹴る力を見せる吾助。小柄な吾助の強さの秘密が大地を蹴る力ということで初めて説明が入ったシーンでした。そっかァ〜、剣術って、大地を蹴る格闘技なんだ…(寂)
剣術には蹴り技がない…そんなふうに考え(ry



テニスの王子様

「こ……これが…『神の子』幸村精市!!

悪魔の子(赤也)だけでなく神の子までも抱えていた立海大付属テニス部。神に悪魔に皇帝と、端から見れば中二病全開な通り名を持つ少年たちですが、でもこいつらって本当に変身して悪魔化したりするからなあ。
「神の子」の幸村とか、『地上最強の男 竜』のように、越前を抹殺するために宮本武蔵とブルース・リーを蘇らせるくらいの奇跡は起こしてくれるかもしれない。

「私もその………リョーマくんにテニスを教えてもらって…すっごくテニスが好きになって…」

そう叫んだのはヒロインであったが
一瞥どころか眉ひとつ動かさず
越前は素通りした
テニスの王子様はボーイズテニス漫画
竜崎桜乃などという女は元から存在しないのだ

もはや空気に等しい扱いを受けるヒロイン桜乃。普通なら、最後の戦いに赴く主人公とヒロインが対面し、いい雰囲気で数ページほど費やされるところなのでしょうが、この漫画では年に一度登場するかしないかのヒロインなんて、こいつまだいたのねくらいの扱いです。存在を無かったことにされていないだけまだマシなのかもしれません。桜乃を見ていると、『NARUTO』のヒロインの待遇がとても恵まれたものに見えてしまうから不思議です。



エム×ゼロ

植物と一人でお話ししているところを目撃されてしまった九澄。さすがにこれは彼が日頃培ってきた信頼をもってしてもカバーしきれないのではないでしょうか。運良くルーシーの存在がバレなかったとしても、そうなったらなったで今度は植物とお話しするアブない人です。いや、彼が植物とお話しする人間である事実には変わりはないのですけど。今、九澄の学園生活が音を立てて崩れ落ちようとしています。


2007/12/13


ジャンプ感想(2008年02号)


K.O.SEN(新連載)

ボクシング系の漫画で『K.O.〜』というタイトルは縁起が悪いからやめた方がいいと思います。

バトル漫画は多いけど、純粋な格闘技漫画は珍しいのがジャンプです。もちろんジャンプでも過去に格闘漫画はあることはありましたが、『ダイヤモンド』(柳川ヨシヒロ)、『CHIBI-チビ-』(高橋陽一)、『K.O.マサトメ』(園田辰之助)、『キックス メガミックス』(吉川雅之)、『サラブレッドと呼ばないで』(長谷川尚代)、『A・O・N』(道元宗紀)など、コーラを飲んだらゲップが出るくらいの確率で打ち切りを迎えています。車田先生の『リンかけ』の栄光があるためか、ボクシング漫画の割合が多いのも特徴です。

そんな格闘漫画の分野にはまるで呪いでもかかっているかのようなジャンプでのキックボクシング漫画のスタート。作者が悪いわけではないのですが連載前から打ち切り臭を漂わせる不安要素がたっぷりなわけです。ただ個人的には好感触です(ツン9:デレ1)。
この手の漫画に必要な迫力のある動きは充分描けていますし、主人公の頑固でバカな性格も好感が持てます。少年ジャンプでこれを連載するという不安要素をのぞけば今後の展開が期待できそうな作品です。



BLEACH

ザエルアポロの内臓破壊攻撃にもピンピンしていたマユリ様。実はスペア臓器を用意していました、というオチでした。大腸や小腸を二つ分も格納するスペースがあったのかは知りませんが、まあマユリ様ならそれくらいは可能なのでしょう。マユリ様なら別に胃袋や心臓の一つや二つ潰れてもなんてことなさそうだから、普通に我慢していたのかと思いましたよ。我慢できる、というか、むしろ喜びそう。

ザエルアポロ「何なんだこいつは……!?一体どこから……

金色疋殺地蔵を見てビビリまくりのザエルアポロ。そりゃあ驚くよなあ。だってコレ、位置的にマユリ様の股間から出てきてるもんね。
これが拙者のエクスカリバーでござるとばかりに股間から巨大な卍解を出すなんてカブいたことをされては、さすがの虚園の変態科学者ザエルアポロもマユリ様の格の違うド変態ぶりには圧倒されるばかりだったようです。
さらには肥大化したマユリ様の股間のアレに押し潰されるという、およそ考えられ得る限り最悪の死に方をしてしまいました。
恋次や雨竜とあれだけ長い戦い繰り広げてこれで粉砕とはなんともあっけない気もしますが、いい加減もう、読者も作者も疲れてきた頃だと思うのでこれでいいのかもしれません。



PSYREN

6ページ目までの展開にものすごいデジャヴを感じて不安になりました。ムカデか馬かの違いだけで。
それから、眼鏡ッ娘が日本刀装備して太股に包帯巻いてるってのは狙いすぎだと思います。

先週の「命を懸けたゲームの始まり」という引きで、命がけの知略戦が繰り広げられる話になるのかと思っていましたが、今週のバトルヒロイン化した雨宮を見ると、ゲームはゲームでも、「リネージュ」や「ラグナロクオンライン」のようなオンラインRPGをリアル化したようなゲームになりそうです。ネトゲと違って、キャラクターはリアルプレイヤーというとても痛い仕様になってますが。
『カイジ』的な方向に進むことを期待していた自分としてはちょっと残念に思うところもあります。



アイシールド21

栗田復活ッッ栗田復活ッッ栗田復活ッッ栗田復活ッ!
優しき巨漢、栗田が漆黒の殺意に目覚めました。相手をリアルに殺害するくらいの心づもりでやらないと勝てないって、アメフトってテニスと同じくらいに危険なスポーツなんですね。

峨王「16年待っていた。この俺に対応しうる、お前のような男を……!!」

16年て、赤ん坊の頃からそんな物騒なことを考えていたんですかこの人は。峨王くんの赤ちゃん時代って、母親に「なにをしているッッ早く飲ませろッッッ」と授乳を強要するくらいのことはやっていそうです。アメフト記者の人に「あなたにとってアメフトとは?」と聞かれたら、「考えたこともねェ。うまい料理を喰らうが如く……だ」と答えるのでしょう。



テニスの王子様

桃城「部長ぉーーーーっ。越前の記憶っ!!今まで対戦した他校のライバル達と再び戦うことで徐々に取り戻し始めてます!!」
柳生「おかしいと思ってましたが、そう言う事ですか」

いや普通に納得するなよ。今、桃城のヤツ凄いこと言ってたぞ。
そしていつからだろう、テニスのプレイなのに普通に「戦う」という動詞が使われるようになったのは。

「自在に『同調』を操れる領域まで!?」

自在に「大石と2人で雲の上のようなトコにいて、スッゲー楽しかっ…………アレ?」な状態になれるようになっていた菊丸・大石黄金ペア。最近『ひぐらし』をやったばかりの自分にとっては、彼らの正気を失った眼光は鉈を持って追いかけられたり捕まって拷問される前兆に見えて恐ろしくなるのですが、その2ページ後のさながら天女の如く浮遊する大石や空中でブリッジして打球を回避する菊丸を見ていたら本当にヤバいのは許斐先生の頭なんじゃないかと思えてきました。



サムライうさぎ

衣服と息を乱して涙ぐむ姿を見せた後、ガラの悪い男たちになぶり者にされるというサービスシーンを展開した千代吉。これで女性読者の人気は鷲づかみのはずです。

千代吉「せっ…摂津様じゃ…やられちゃうっスよッ!!?」
摂津「知ってるよ。でもよ、やらせてくれよ…千代吉」

よかったのかい。ホイホイ助けに来て。白馬道場はノン気でも食っちまう人間なんだぜ?

白馬師範「へえ…それならよ、いーい考えがあンぜ」

いいこと思いついた。お前、コイツをもっと派手に痛めつけとけ。

白馬門下生「どーする?あの師範、相当デキるって話だぜ…」

言葉通りにうさぎ道場師範はすばらしいテクニシャンだった。

吾助「こいつらは何なのだ?皆、肌が黒いが…」
風間「全身クソまみれなんだろ」

――と、こんなわけで、千代吉の初めてのハッテン場体験はクソミソな結果に終わったのでした…



魔人探偵脳噛ネウロ

  DR(DRagon)
  Dragon

  種族:新しい血族
  能力:水を操る程度の能力

  シックスに仕える龍の一族である。治水を専門とする技術者の祖先を持ち、
  彼の祖先は代々様々な王に仕えることで富を蓄えてきた。
  そのうち水の扱いに特化した者が生まれるようになる。

  突然態度や口調を変えたり、ちょっと奇異な性格の持ち主だが、案外、
  人見知りする。人間をみるとすぐに殴る。

生まれつき突出した才能と悪意に恵まれ、周りの人間を同じ生物と思うことのできなかったDR。それがシックスと出会うことで自分の本性を理解することになります。自分がシックスの血族であること、そして「龍」の末裔であることを。それまでは「なぜ自分は人間がダニにしか見えないのか」と迷いがありましたが、シックスと出会って全て知ることで「「龍」がダニと一緒に生活できるわけがない」と納得するようになります。
中国でも、「自分はドラゴンで世界を救うことを宿命付けられているんだ」と言って家出した少年がいたそうですが、もしかしたら彼もDRと同じ一族だったのかもしれません。
関係ないですが、シックスの基本的なファッションは水商売系なのね。このシーン、ホストクラブの支配人がスカウトに来たようにも見えます。わざわざDRを首輪につないで調教しているシックスたちからは他にも違う世界のことも教えられていそうです。

そして一通りDRに調子こかせた後に反撃に出たネウロ。「国を喰う土地イビルマッド」と「拒食の工兵隊イビルカーペンター」の二つの能力を使い被害を最小限に食い止めようとします。しかし、魔帝7ツ兵器と魔界能力の連続使用で初戦から大幅に魔力を消費することになったわけです。持久戦に備えようとしていたネウロにとっては結構な痛手のはずです。

ネウロ「千を越える罪状がある」
ネウロ「今からそれを体中に刻んでやろう。泣こうが死のうが苦痛がさることはない」
ネウロ「貴様は我が輩を怒らせたのだ。ダニめ

そんな読者の心配も吹っ飛ぶネウロのかっこいいタンカの切りっぷり。人間を「ダニ」と見下すDRを最大限に見下す行為をやってくれました。ところで「ダニ」と「ゾウリムシ」や「ワラジムシ」って、ネウロの中ではどっち上に位置しているんでしょうね。
自分がされたことにはいつまでも根に持って必ず仕返しはするネウロです(弥子のように未遂だった場合でも)。きっとここまでDRがネウロにやったことも承太郎のように律儀に手帳に「腹を殴られた。頭を踏まれた」などとメモっていて、そのツケを1000発のオラオラで返してくれるのでしょう。



ムヒョとロージー

ムヒョ「バカ助手が…!!オレ無しじゃ、協会軍なんぞクソ毛玉一匹に30分で全滅だドアホが!!」

すごい説得力です。これまで協会が築き上げてきた実績を振り返れば、本当に30分で全滅できると確信できるだけの説得力があります。物事の積み重ねってほんと大事ですね。しかも、たった一匹の悪霊に500人の魔法律家が一瞬で壊滅させられたばかりです。彼らに任せておけば大丈夫だなんて天地がひっくり返っても思うことはできません。
ムヒョやヨイチ以外の一般の魔法律家って、例えるならショッカーの戦闘員みたいなものでしょうか。それなりに訓練を積んできたはずなのにライダー(悪霊)にボコられることしかできない人たちです。


2007/12/7


ジャンプ感想(2008年01号)


PSYREN(新連載)

うーん、まだ導入部ってことで個人的な感想は保留。

赤いテレホンカード、秘密結社サイレン、そして怪人ネメシスQ、これらの都市伝説が現実のものとなって、主人公アゲハをサイレンという一つの世界へ連れ込みます。「命を賭けたゲームの始まり」とあるので、単純なバトルものではなく、いかに知略を駆使して生き残っていくかという話になるのでしょう。アゲハがこの世界で同じように迷い込んだ者たちと、命を賭けた限定ジャンケンとか、鉄骨渡りとか、そんな命がけのギャンブルゲームに挑むのではないでしょうか。
第一話にして早速異世界へとダイブしちゃったわけですが、これで次週、アゲハの背後から馬人間が現れたら過去の悪夢の再現です。ある意味怪人の都市伝説なんかよりもはるかに怖い。
アゲハの周囲の人間についてもかなり練り込んで作ってあるので、このままずっと異世界が舞台というわけではなく、現実世界とネメシスの世界を往復するかたちになるのでしょう。



BLEACH

球体………!!!

「オドロキます……ってそりゃ」
「まん丸のまん丸ッ、ボール状になったんだから破面が……」
「ほら…いるじゃないですか、動物の……」
「アルマジロ――?あれですよ、まさにあれッッ」

まだちょっとだけ(ほんとにちょっとだけ)生きていたゾマリ。白哉の千本桜景厳の攻撃に対し、「何故ならわたしにはこれがあるからッッ」とばかりにアルマジロ形態に変化。
いっそそのまま球体を維持して白哉と戦えば良かったものを、相も変わらず視姦攻撃を続ける芸のないゾマリさん。この世界、ザエルアポロやグリムジョーの寿命の長さを見れば分かるように、多少敵に反撃されても、「すごいですね、でもわたしにはこんな攻撃もありますよ」と次から次へと色んな技を見せていれば長生きできましたが、一芸しか持たないゾマリは最期は普通に斬られただけというなんともショボいやられ方をしてしまいました。あ、解放前にやっていたヘメロス・ソニードがありましたか。解放してジオング形態になってからはほんとに意味のなかったスキルでしたけどね。もう少し自分の真の姿をよく見てから技を身に付けようよ。

白哉「十刃最速の名が泣く」

ああ、この辺、久保先生も突っ込み所満載だったのは自覚してたんですね。最速が持ち味だったくせに変身したら移動不可ユニットになるって、どんだけ自分にペナルティーを課してるんだよ。それで念能力みたいに制約がかかって強くなるならいいけど、普通に自分の持ち味殺しただけだもんなあ。

最後は白哉の温情にすがろうとしたのか、「死神が私たちを斬ることは傲りですよ」と訴える方向に出ます。しかし、昔の白哉ならともかく、今の白哉の価値基準は
血のつながっていない妹>>己のポリシー>>>>>>>>仲間の死神を気遣う気持ち
です。そんな彼に泣き落としや説得が通じるわけもありません。せめて「わ…私には、私の帰りを待つかぁいい妹(血のつながりはない)がいるんだ…」とでも言えば少しは効果はあったかもしれないのに。
まあ、「私の愛をッ受けろ!!受けろ!!受けろ!!受けろオオオオオ!!!」と言って襲いかかって来る奴がいたら、とりあえず身の危険を感じて仕留めておこうと思うのが普通でしょうが。

そして一方、マユリ様とザエルアポロはというと、膝を突くマユリ様に余裕の笑みを浮かべるザエルアポロがいました。一体何があったのか。
お互い傷一つ付いたところはないのを見ると、物理的な戦闘ではなく、精神面でアタックする戦いが繰り広げられたものと想像されます。二人とも尸魂界と虚園を代表する変態科学者マッドサイエンティストですから、おそらくはどっちがよりド変態な科学者であるかを競い合っていたのだと思います。例えば、

マユリ様「フフ…ワタシはネ…この科学力をもって、なんと自分の肉奴隷を創ってしまったんだヨ…ほら、ネムっていうんだ」
ザエルアポロ「そうかい、それは奇遇だ。実は僕も同じようなことをしていてね(自分のフラシオンを登場させる)」
マユリ様「……!?(ば…馬鹿な!もはや人型ってレベルじゃねーぞ。蛇型とか巨体とか、どんだけマニアックなプレイをするつもりなんだこの男は…!い…いや、それ以前に複数プレイだと!?ま…まさかこの男……自分自身を肉奴隷に……!?)」
ザエルアポロ「…フフフフフフ………」
マユリ様「はっ…はっ…はっ…(発想のスケールで………ま……………………まけた)」

きっと今はこんな状況なのでしょう。



NARUTO

綱手「帰ってきたら…そろそろカッコつかなくさせてやるかな…」

綱手の死亡フラグ宣言により、これである意味完全に止めを刺された自来也。自来也が片腕を失った時はそんなに危機感はありませんでしたが、今はかなり自来也の死亡を予感させています。「あいつは帰ってこない」に賭けた綱手ですが、「死体になって帰ってくる」という最悪のかたちで賭が外れることだってありえるわけです。



魔人探偵脳噛ネウロ

犯罪者も、平和な家庭も、全部洪水に飲まれていく絶望感。この漫画の場合、結構大変だったけど意外とみんなしぶとくて生きてましたよ、みたいな生ぬるいことはしないだろうからなあ。大量の犠牲者が出るのは止められないでしょう。人は死ぬぞ。これを言った漫画では全然死ななかったけど。東京全土を覆う災害ですから、弥子の知り合いたちも被害に遭っている可能性は大です。

弥子「私が…ニュースの速報でそれを知るのは60分後」

ちょっと気になったのは、ここでは弥子は洪水をニュースで知ったということ。ということは、弥子自身(と探偵事務所の一帯)は被害は免れているということ。弥子の住んでいる地域が洪水の起きた東京の中心からは離れているということなんでしょうか。洪水にあった当事者だったらこんな言い方はしないでしょうし。

洪水によって多くの人間が死ぬ=『謎』の発生源が失われていくのを感じるネウロ。これに今までにないショックを受けています。シックスたち血族との対決に際し、少しでも魔力を蓄えておこうと思った矢先に、いきなり自分の食料(魔力)供給源に大ダメージを与えられたわけです。
そしてネウロに一撃を食らわせ足蹴にしてみせるDR。身体能力の攻撃でネウロがいいようにやられているのが意外なんですが、次週あたりでちょっといいとこ見せた後のDRがネウロに格の違いを見せつけられる展開も予想されます。ここまでネウロが妙におとなしいのも何か裏がありそうな気はします。



テニスの王子様

ジャッカル「俺がいる限り、打球は後ろへ通さねぇYO♪」
「出たぁーーーーっ、ジャッカル先輩の反復守衛『ねずみ花火eatはなビート。これで奴等も終わりだーっ!!」

「こういう時、どういう顔をすればいいか分からない」
「笑えばいいと思うよ」
いくらこれといったキャラのない奴だったからってこれはあんまりです。まだ地味に「ディフェンスには定評のあるジャッカル」くらいの扱いだった方がよかったんじゃないのか。

菊丸「いや…丸井は妙技………何を仕掛けてくる!?鉄柱当てか?綱渡りか?」

コート上は人外跋扈のこの『テニプリ』世界。瞬間移動をしたり、デビル化したり、イリュージョンしたり、今度の相手はいったいどんな人間離れしたことをやってくるのか予測しろという方が無理な話です。ここで菊丸が言っている「鉄柱当て」や「綱渡り」も、ボールを鉄柱に当てたりネットの上に転がすということを言っているのではなく、文字通りに、鉄柱を引っこ抜いて殴りかかってきたりネットの上に乗って綱渡りを披露することを言っているのでしょう。

丸井「…妙技『時間差地獄』」

…………え。あれ…普通だ。いや、これを普通と思えるくらいにまで麻痺してしまった自分の感覚もどうかと思いますが、発光もしなければ空中浮遊も分身も変身もしない普通のテニスです。しかし、わざわざ『時間差地獄』なんて大層な名前を付けているくらいですから、表現的には分かりにくいですがこの瞬間、丸井は時を数秒ほど止めるか消し飛ばすかしたのではないでしょうか。

記憶喪失中の越前の元に集ったかつてのライバルたち。って、不二・弟の後ろにいる奴が誰だかまるで思い出せない。
こういうかつてのライバルたちが集結、な展開を見ると、『テニプリ』もフィナーレに近づいているんだという現実感が出て来ます。



HUNTER×HUNTER

シュートはかなりのマゾなんだろうなあ。

中央塔に到着したゴン。そこで玉座の間が煙で覆われているのを見て「瞬時に理解した」とありますが、単純に考えればモラウとモラウのターゲット(プフ)が戦闘中ということと、玉座の間には自分のターゲットはいない(ピトー)ということを理解したということでしょうか。キルアがウェルフィン戦に入ったのをのぞけば、ここまでは予定通りに狙いの敵と相対したわけです。ただ、ピトーは今コムギを治療中で戦闘不可状態。それをゴンが攻撃できるかといえばまずできないでしょうね。キルアがいれば状況は分かりませんが、ここで作者がキルアをゴンから切り離させたのも対一で今のピトーと会わせるためなんでしょう。