くず鉄作りの海 - ZOZ団活動ページ

2006/10/15


- 第6回ZOZ団(斬を大いに盛り上げるための斬愛好家の団)活動 -

ZOZ団

■斬ニュース

・ジャンプアルティメットスターズに斬参戦!
・こいつは…片手で骨も断つ…!
・最凶ヒロイン参上!
斬ネタいろいろ。
・るろうに斬心3「よりみち帳」
そしてるろうに剣心×斬ネタ。

・斬張「のるろえ」
刺々森はここにばかり注目されている気がする…

・因縁の対決…ダブルノックダウン
・試着室にて「有無」
ジャンプネタ&げんしけんネタの斬パロ2連発。
そしてやっぱりローレグをネタにされる刺々森。

・斬は保健体育について無知「lyricism」
斬、超純真です。

・斬×ギャグ漫画日和ネタ「屋根裏の物置倉庫」
実際受けた時の衝撃がすごいからこうなりそう。

・斬新な守護者「がなだしもん。」
『皇国の守護者』とのパロ。

・金蔵ファミリー「Re-blind」
かっこいい金蔵&親衛隊の絵。

・俺っちと愉快な仲間たち「CrescentCastle」
気合いの入った金蔵ファミリーの絵。
この人達、脇役ながらも根強い人気がありそうです。

・刺々森絵「舞台裏の漂流者たち」
ちょっとセクシーな刺々森絵。
刺々森のあのカッコは実際際どいですよね。

・斬ピース「万事屋」
『斬』×『ワンピース』コラ。



団員 3 フジキンさんからネタ絵をいただきました。いつもありがとー。
月島さんのピンチに現れたのは………この男の登場は予想外!

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フジキンさん(「のるろえ」)


団員 11 阿呆念さんからかっこいい月島さん絵をいただきました。ありがとうございます。

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阿呆念さん(「魔人の気マグレ」)


あと団員ではありませんが、ゲストとして九十九さんから素敵な月島さん絵をいただきました。うーむ、かわいい。

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九十九さん(「SoaR」)



■団員追加

万事屋銀sanさん(団員 23)
ぷぎーさん(団員 24)
イワサキさん(団員 25)

の入団を受け付けました。
入団受付についてはこれで一旦締め切ります。



■斬コラム:『斬』の現代について考える

第一話の冒頭で紹介されたように、『斬』の現代は日本人の帯刀が許されている世界です。さらにお互いに合意の上であれば、真剣勝負を行って相手を殺害することも法的に認められている少々物騒な世界です。
現実世界の日本では、学校で日本史を習った者ならば知っていることでしょうが、歴史上3回の「刀狩り」が行われています。秀吉による「刀狩り」、明治の「廃刀令」、そして第二次世界大戦後のマッカーサーによる「刀狩り」です。
余談ですが、事実上の民衆の武装解除として機能していたのはマッカーサーの「刀狩り」だけであり、秀吉の「刀狩り」も、明治の「廃刀令」も、武器の完全撤廃というほどの機能は果たしていません。マッカーサーの「刀狩り」では初めは無差別に日本刀が武器として処分されており、国内だけで250万の刀剣が処分されて消えてしまったと言われています。後に歴史的・美術的価値のある刀剣類に限り審査を得た上で所持できるように改定され、昭和28年の美術刀剣類制作承認規定の施行によりようやく日本刀の作刀が制度として再開することになります。
この辺りのことに興味を持たれた方は藤木久志著の『刀狩り』や天田昭次著の『鉄と日本刀』を読まれてみるといいでしょう。

さて、『斬』の現代ではその「刀狩り」が行われなかったことになっているのでしょうか。その可能性ももちろんあり得ますが、『斬』の現代における「武士」の意味合いが士農工商における武士の意味合いとは違っていることを考えると、もう一つの可能性が考えられます。
『斬』の現代では身分に限らず帯刀が許されていて、サラリーマンでも学生でも、そしてイレギュラーであるとはいえ、月島さんのように女性でも真剣を帯刀する者がいます。少なくとも「武士」という階級が撤廃されることなく現存し、その「武士」階級だけが帯刀を許されているようには見えません。「武士らしい」という言葉が「男らしい」と同義で扱われており、「武士」というものが実際の階級としてではなく精神的な象徴として存在しているものと思われます。

ここで考えられるもっとも妥当な可能性は、『斬』の現代では歴史上の3回の「刀狩り」が行われることがなかったのではなく、マッカーサーの「刀狩り」実施以降、一度撤廃された「武士」と「真剣の帯刀」が、その後何らかの出来事により概念を新たにして復活したものと思われます。
その新たな「武士」と「真剣の帯刀」の思想においては、「武士」とは「日本男児の精神的な象徴」であり、「真剣の帯刀」とは日本刀に限らず「相手を殺傷することが可能な武器の携帯」に変わったのでしょう。『斬』本編において、貫木や壊原のように手裏剣やハンマーを「真剣勝負」の武器として使用している者がいることからもこれはわかります。

『斬』の現代というパラレルワールドにおいて、第二次大戦後の日本にどのような一大変革が起きたのかはわかりませんが、このまだ本編では明かされていない出来事が『斬』の現代の「武士」と「真剣勝負」の定義を生み出したことは間違いありません。



■斬コラム:不意打ちヒロイン月島さんの魅力に迫る4

『斬』のヒロイン、月島さんの「M字開脚座り」(命名・Yukimiさん)の魅了力についてはもはや議論を待つまでもなく、普段はS(サディスティック)な女性がM(M字開脚座り)という無防備かつ受け身の体勢に転じるこのシチュエーションは「ツンデレ」に匹敵する効果を有すると見ています。ツンデレ具合で言えば烈海王(『バキ』)か海原雄山(『美味しんぼ』)ほどの、これが言い過ぎであれば、少なくとも翠星石(『ローゼンメイデン』)と同等のツンデレ性を含んでいます。
そしてそのインパクト性では、すでに「あててんのよ」(『タカヤ』)を越えたと私は主張します。そもそもこの「M字開脚座り」は男女の骨格の構造上、女性にしかできない座り方であり、「あててんのよ」と同様、女性であることの利点を最大限に利用した「技」なのです。

そんな圧倒的なインパクトを持った「M字開脚座りヒロイン」を生み出した杉田先生ですが、人間、同じことを繰り返してばかりではいつかは飽きられてしまいます。「M字開脚座り」についても同じことを感じたのでしょうか、『斬』本編において、月島さんは新たな座り方を編み出しました。
それが第八話で月島さんが見せた、「N字閉脚座り」(命名・くろがね)です。



『キン肉マン』においても、主人公であるキン肉マンはキン肉バスターという強力な必殺技を編み出しますが、次々と強豪超人が現れるうちにその必殺技は破られるようになります。しかしそこで終わらないのが少年漫画のヒーローたる所以で、それならば新技キン肉ドライバーを、次にはマッスルスパークと、新たな必殺技を編み出して強豪超人に立ち向かいます。『キン肉マンU世』ではこれがより顕著になっており、ターンオーバー・キン肉バスター、マッスルミレニアム、マッスル・G等、数々の新技が主人公、万太郎の手によって編み出されています。
月島さんの「M字開脚座り」もこれと同様で、木下、村山の次に、金蔵ファミリーという新たな「並みの手練れじゃない」強豪たちの出現に、新たな座り方を編み出す必要性を感じたのでしょう。

これまでの『斬』を見返してみると、実は各キャラクターごとに姿勢の取り方に個性が表れていることがわかります。
例えば、気の弱い主人公村山は、常に後ろに身を引いた及び腰の姿勢を取っており、受け身の体勢です。現在村山と戦っている刺々森などは、常に人を下からにらみつける姿勢を取っており、気だるそうな立ち方をしながらも、相手を威嚇するということだけは忘れていません。
月島さんのポージングの変化も、彼女の個性とその時の心的状態を明確に表していることがわかります。

ここでこれまでに月島さんが披露したポージングについてまとめてみましょう。

・M字開脚座り



戦意が50%くらいまで減退した時に発生。
まだ気合いを入れ直せばがんばれるレベル。


・N字開脚座り



戦意が15%くらいまで減退すると発生。
このあたりまで来るともう反撃する意志もなくなってくる。


そして座り姿勢ではありませんが、月島さんが受け身ではなく攻撃的になっている時に見せる立ちポーズを最後に紹介します。

・A字開脚立ち



戦意が100%の状態で発生。
横槍不意打ちなんのその。